美山の杉 の クラフトプログラム
参加した日から 山林保全のつながりの輪に 仲間入り!

MIYAMAいく では、材料調達からこだわった ぎふ美山 の 景観や自然環境の保全 に貢献できるクラフト体験プログラムをご用意しています。
※ここでいう保全とは?:活用しながら守り伝えること です。
岐阜県では、『長良杉』が有名ですが、
その中でも山県市美山地域を中心に『美山杉』と呼ばれるブランド杉がありました。
かつて、道沿いには多くの製材所が並び、丸太が山のように積まれていたり、あちこちで杉板を天日干ししていたりするような景観が広がっていました。
現在では、製材所も減少し、山林の手入れもかつてほど行き届かなくなり、林内が暗くなっている山が増えています。
手入れがされなくなったり、急いで手入れを進めると、山は荒れて災害の原因になることもあります。
そこには、木材価格の変化から、過疎化に高齢化、林業従事者の減少など、様々な状況が複雑に絡み合って、より大きな課題となっている現状があります。
すぐに解決することは難しくとも、きっと、一人ひとりにできることがあるはず!
そんな思いから、私たちは、クラフトプログラムについても、
材料調達からプログラム運営、その後の片づけまでを含めて、美山の山林を保全する視点を大切にしています。
☆出張プログラム: 基本料金(企画、下見、材料費、交通費 等の諸経費) + 講師料
基本料金:5,000円~20,000円ほど/1時間 ※プログラム、参加者人数、実施地域により異なります
講師料:10,000円/1人・1時間・1回
例1)美山の杉のバードコール(1時間/10名/山県市内)
5,000円(基本料) + 10,000円(講師料) = 15,000円
例2)美山の杉の小枝ペン(1時間/30名/山県市内)
15,000円(基本料) + 10,000円(講師料) = 25,000円
例3)美山の杉のバードコールと野外観察(2時間/10名/山県市外50km ※名古屋など)
10,000円 (基本料)+ 20,000円(講師料) = 30,000円
↓↓↓ご予約申し込みはこちらから↓↓↓
(プログラム内容は予約確定後の連絡時に承ります)
美山の杉のクラフトプログラム紹介
ご予約時に 以下のプログラムからお選びいただくか
ご希望のプログラムイメージをお伝えください!
(可能な限り ご要望にお応えいたします)
美山の杉の枝を活用した エコクラフト
まっすぐで節(枝の生えていた跡)のない
質の良い杉を育てるためにも、
林内を明るく保つためにも、
枝を切る作業「枝打ち」が必要です。
また、木を伐り倒す際の
下準備として枝を落としたり、
伐倒した後の木も枝を払ったりします。
一般的に価値がつかない杉の枝を、新たに価値を見出したり高めたりすることで、
少しでも「枝打ち」などの森林施業の進行を促せたら、という願いがあります。

美山の杉 の バードコールづくり

ぎふ美山産の杉の枝を使用します。
参加場所や参加者様のご要望に応じて、
採取したばかりの枝をご用意したり、葉がついたままの枝から、葉を落としたり枝を好みの長さに切ったりする工程からスタートしたり、
樹皮を剥いだり、ナイフで模様をつけたりする工程を楽しんだり…
様々な楽しみ方があります♪ ぜひ、ご相談ください!
※バードコールとは、
摩擦で鳥の鳴き声のような音を出すことができる道具で、
かつては、猟師が野鳥を捕獲するのに使用していました。(現在は違法です。)
上手に使用すると、野鳥を近くに呼び寄せることができたり、
野鳥のコミュニケーションの中に入り込んだり、と野鳥と仲良くなることができます。
もちろん、使い方を間違うと、野鳥が近くに来ないばかりか、自然にも人にも迷惑になったり、
野鳥にとっては命を脅かしてしまうこともある道具です。
使用者の気持ちや姿勢が、とても大切になります。
ぜひ、美山の杉林でも、身近な場所ででも、
美山の杉のバードコールをつくって使って、野鳥と仲良くなりましょう♪
美山の杉 の 小枝ペンづくり

ぎふ美山産の杉の枝、特に枝先に近い細くなる部分を使用します。
こちらも、バードコールと同様に、
参加場所や参加者様のご要望に応じて、体験内容はお選びいただけます。
ぜひ、ご相談ください!
中芯には、金属製のボールペンの替え芯を使用し、脱プラスチックも図っています。
もちろん、インクが切れたら、芯の交換もできるので、長くご利用いただけます。
杉は、とても柔らかい材で、触れていても安心感があります。
使い始めこそ、夏場や手の温度で溶けたヤニが出やすかったり、ゴワつく感じはあるかもしれませんが、
使えば使うほど、手の脂などがしみ込んでツヤが出たり、その人の手の形に馴染んだりしてきます。
ぜひ、経年変化を楽しみながら、長く使ってみてください!
美山の杉の葉を活用した エコクラフト
杉の葉は、伐り倒した木であっても、枝打ちした際に出た枝であっても、一般的には不要とされ、林内に置きっぱなしになることが多いです。
一方で、油を多く含むため、火おこしをする際の火種には、とても重宝されます。また、火が付きやすく消えにくく、煙を多く出すため、
「蚊遣り」(蚊よけ)の効果も高いとされ、夏場の必需品でもありました。
現在、私たちがお墓参りなど野外で使用している お線香 も、元は杉の葉100%でつくられていたとも言われています。
そのためか、杉の葉のお香を焚いた香りは、どことなく懐かしさも感じられます。
現代では、なかなか価値が低くなっているように感じられる杉の葉ですが、
今一度、その魅力に目を向けて、価値を再発見して資源とすることで、森林施業の価値をより高めながら、
進行を促し、森林保全に貢献できたらと願っています。
美山の杉の葉100%のお香づくり

現在、私たちがお墓参りなど野外で使用している お線香 も、元は杉の葉100%でつくられていたと言われています。
そのためか、杉の葉のお香を焚いた香りは、どことなく懐かしさも感じられます。
奥深くも、とても簡単にできあがる杉の葉のお香を、
ぜひ一緒につくってみませんか?
※写真は、MIYAMAいく の試作のお香と、
株式会社HAGURUMA様の美山杉の杉板の香炉です。
HAGURUMA様も、お香を制作、販売されています。
どのお香も、目指すところは、自然環境の保全というゴールを見据えています。
ぜひ美山杉の葉のお香を試して、ぎふ美山の香りを楽しみながら、
一緒に山林を健康にしていきましょう!
↓↓↓ご予約申し込みはこちらから↓↓↓
(プログラム内容は予約確定後の連絡時に承ります)